昭和59年・商法第2問

問題文

 甲は、乙から金銭を借り入れ、その借入金の返済期日を満期とし、借入金額を手形金額とする約束手形を振り出し、受取人乙に交付した。この場合につき、次の各問に答えよ。
(一) 乙は、右手形を支払呈示期間内に呈示しないまま、その期間経過後に、甲に対して、その貸金及び返済期日後の遅延損害金の支払を請求した。この場合、どのような点が問題となるか。
(二) 乙は、右手形を割引のため丙に裏書譲渡した。この手形上の権利が時効により消滅した後、丙はだれに対してどのような請求をすることができるか。




答案構成





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