昭和56年・民法第1問
問題文
甲は、乙所有の家屋を自己のものと称して丙に賃貸し、引き渡した。丙は、甲の許可を得た上、相当の費用をかけてこの家屋を改造し、これに居住していたところ、乙は、この家屋を取り壊してその跡に貸ビルを建築する計画の下に、丙に対してその明渡しを求めた。
この場合における次の各問題点について説明せよ。
(1) 丙が乙に対してすることができる主張
(2) 丙が甲に対して有する請求権
答案構成
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