昭和58年・刑法第2問

問題文

 甲は、乙に、多少傷を与えてもいいからAを痛めつけろと命じた。これを承知した乙は、人通りのない道路上で、Aに殴りかかった。ところが、思いがけずAが激しく反撃してきたので、乙は、腹を立て、Aが死亡しても構わないと思い、傍らにあった石でAの頭部を強打したところ、Aは頭から血を流してその場にうづくまった。乙は、Aのズボンのポケットから財布がのぞいているのを見つけ、これを領得する気になり、その財布を抜き取って立ち去った。その後、Aは出血多量のため間もなく死亡した。
 甲及び乙の罪責を論ぜよ。




答案構成





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