昭和56年・刑法第2問

問題文

 甲は、就職に利用するため、A国立大学法学部を卒業した旨の内容虚偽の卒業証明書を入手したいと思い、同学部会計係員による友人乙に対して、「A大学の法学部長に賄賂を贈って卒業証明書を作ってもらいたいのでよろしく頼む。」と申し向け、同学部長への賄賂として現金50万円を乙に渡した。しかし、乙は、その後思い直して、自ら学部長印を盗用し、甲の卒業証明書を作り、これを甲に渡し、50万円を領得した。甲は、同学部長が賄賂を受け取り、卒業証明書を作ってくれたものと思い、その卒業証明書を受け取った。
 甲及び乙の罪責を論ぜよ。




答案構成





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