昭和50年・刑法第2問

問題文

 甲は、ひとり住まいの老人Aが自宅に多額の現金を蓄えていることを知り、乙にA宅に押し入ってその金を強取することをそそのかした。その気になった乙は、某夜、A宅に押し入り、Aの胸ぐらをつかみ、所携の鉄棒を振り上げ、「金を出せ。出さぬと痛い目をみるぞ。」と脅した。ところが、Aは、乙の手を振り切り、大声で助けを求めながら逃げようとしたので、乙は、とっさにAを殺して現金を奪おうとと考え、鉄棒でAの頭部を乱打してこれを殺害した。乙は、Aの死亡を確かめた後、戸棚の奥に隠してあった現金を見つけ、これを奪って逃走した。
 甲及び乙の罪責を論ぜよ。




答案構成





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