平成11年・民事訴訟法第2問

問題文

 甲は,乙に対し、不法行為に基づく損害賠償の一部請求として1000万円の支払を求める訴えを提起した。審理の結果、乙に不法行為が成立すること及びこれによって甲が被った損害は1500万円であることが認められるとともに、当該不法行為については甲にも過失があり、過失割合は,甲が4割、乙が6割であることも認められた。次の事情がある場合、裁判所は、どのような判決をすべきか。
一 乙は、乙の行為と甲の損害との間に相当因果関係がないとの主張の中で,甲の行為が損害の発生につながったとの事実を主張していたが,過失相殺をすべきであるとの主張はしていなかった。
二 乙は,甲の過失に関するいかなる主張もしていなかった。




答案構成





過去問集に戻る  トップページに戻る





SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送