問題文
株式会社の専務取締役甲は、監督官庁に勤務する公務員乙から、会社が行っている違法行為の摘発をほのめかされ、摘発しないことの見返りとして、現金100万円を要求された。そこで、甲は、会社の信用と自己の社内での地位が失墜することを恐れて、会社の役員交際費から乙に現金100万円を交付した。 甲および乙の罪責を論ぜよ(特別法違反の点は除く。)。
答案構成