平成6年・刑法第2問

問題文

 甲は、無賃乗車をしようと決意し、乙が運転するタクシーを停車させ、乗車後、乙に対し、A地点までの運転を依頼したので、乙はタクシーを発車させた。同地点の1キロメートルを手前に来た時、甲は、逃走するため、「ちょっと電話をかけたい。」といって、停車を指示したので乙はこれに従って停車した。甲は、タクシーから降りて付近の電話ボックスの方に向かったが、挙動に不審を持った乙が追いかけてきたので、運賃の支払を免れるため、乙を殴り倒して気絶させた。甲は、更に売上金を奪おうと考え、タクシーの中から5万円を持ち出して逃走した。
 甲の罪責を論ぜよ。




答案構成





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